アトリエ銘苅ベースこけら落としリレー公演
アトリエ銘苅ベースのこけら落としを記念し、沖縄県内で活動する劇団、団体のリレー公演を開催します。
うちなー芝居から現代演劇、コンテンポラリーダンスにヴォーカルユニットと、多彩な団体が個性的なステージを展開します。
劇団綾船
ご存知、沖縄芝居役者の大家、平良進が率いる劇団綾船。平良進は、翁長座・ときわ座・潮を経て、1982年2月に平良とみと共に綾船を設立し精力的に沖縄芝居の継承と実演をおこなっている。平良は2008年1月に開校した「桜坂市民大学」の沖縄口講座・沖縄芝居講座の講師も務め、沖縄の文化継承に尽力している。ここ数年、とまりんフェスティバルで沖縄芝居を上演している。代表作には「宮古島人頭税」「首里子ユンタ」「綾船のあやぐ」などがある。
■日時 8月5日（土）16時～
■料金 前売券2,000円
■演目
平良立子の前踊り
沖縄芝居「春の訪れ 一名：二人ぬ頑固父（タイヌグヮンクゥースー）」
あるところに、隣同士の頑固な父親が住んでいた。とても裕福な家とそうでない家、環境の違う二組の家庭でしたが、それぞれとても良くできた息子と娘がおりました、
隣同士と言う事もあり幼馴染の二人は惹かれあっていく。しかし、両家の頑固者の父親いつもいがみ合っているのでそう簡単に事は運びません。
そんな中、息子の父親が高利貸しからお金を借りていることが発覚！若い二人はどうなってしまうのか、頑固者の二人の父親は・・・。
平良進の沖縄芝居の楽しみ方座談会
沖縄芝居上演後、沖縄芝居の重鎮「平良進」さんと、お茶を飲みながら、沖縄芝居の歴史・楽しみ方・銘苅ベースを利用し実験的な公演を行っていく今後などをお話しいただきます。
■出演者
平良進・平良立子・伊禮門綾・澤岻弥生 ほか
劇団 TEAM SPOT JUMBLE
三宅裕司率いる劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)が、沖縄マルチパフォーマーオーディションを開催。
合格者はSETの沖縄公演に出演したのち、津波信一を主宰に劇団TEAM SPOT
JUMBLEを旗揚げ。毎回異なるテイストながらも、ダンス・アクションなどのパフォーマンスを持ち味に、独自のエンターテイメントを追求している。
TVやラジオなどに出演するなど、役者・タレントとしても多岐にわたって活動中。
■日時：8月10日（木）20時 12日（土）20時
■料金（税込）
全席自由 一般前売2,000円/一般当日2,500円 子ども(小学生以下)1,000円/子ども当日1,500円
未就学児無料
■演目
『 Kｅｉｋｏｂａｒ vol.7 』 〜Party Nightでこんにんちばんわ〜
オッディの三割モノマネ〜沖縄珍道中〜、実写版第３弾！あの有名人が、あの擬人化キャラクターが、Keikobarで大暴れ。
なんと今回は津波信一が出演。もちろん、Keikobarから生まれたPIGスター☆BuheeeNライブもお楽しみ頂けます。
笑いあり涙なし、ダジャレ少しのParty Night！レ少しのParty Night！
ヴォイスアンサンブルユニット おから
2008年結成、メンバーは田里直樹、具志史郎、前川佳央、たさとしのぶ。
それぞれがオペラ歌手、ピアニストとして活動しているなか、もっと気軽に楽しく音楽を聴いてもらいたいという思いから集まったヴォイスアンサンブルユニット。
イタリア、ドイツへの留学経験があるメンバーは、オペラから童謡唱歌、流行歌、フォーク、ポップスまで、ジャンルを超えた音楽をアンサンブルで演奏し、楽しいトークを交えたライブは好評を得ている。
■8月20日（日）20時～
■料金 2000円
飲み物・おつまみあり（別料金）
■演目
おからとオペラふ～な～ ♫ お茶会
♪オペラ『Cosi fan tutte 』(コシ ファン トゥッテ)より3重唱
♪カンツォーネメドレー
♪芭蕉布 などを披露いたします！
■出演
田里直樹・具志史郎・前川佳央・たさとしのぶ
劇団O.Z.E
”ORIGIN ZESSEI ENTERTAINMENT”を略した劇団O.Z.E は1999 年1 月、真栄平仁（ひーぷー）を頭（かしら）に結成。
「今、自分たちがリアルに感じていることを」を中心に、この世にまたとない「絶世」のエンターテイメントを創り上げることを目標としている。
従来の「演劇」スタイルにこだわらず、観に来てくれたお客さんのエネルギーとなる、より刺激的で生き生きとした演劇に挑戦している。
2015 年1 月より頭（かしら）が真栄平仁から、新垣晋也となりさらに飛躍する劇団O.Z.Eを目指す。
■日時 8/26（土）19時～、8/27（日）14時～
■料金
前売り・当日ともに
一般1500円、小中高生1000円
■演目
「二人芝居」
あと、一時間で『二人芝居』の幕が上がる。
ところが、役者の哲平がいない！！
みんなが心配しているなか、何食わぬ顔で戻ってきた哲平は、なんと牛丼屋に行っていたと言うのだ。
哲平の横柄な態度にヘソを曲げた女優の美香と、哲平の間で演出家の篤は右往左往し、衣装係の勝也は舞台美術の綾乃が自分に惚れていると勘違いし、哲平の彼女の茜は哲平と勝也が男と男のアヤシイ関係と勘違いし、小道具係の純は美香のヒミツを暴露し美香に睨まれ、さらに茜は美香が哲平に求婚を迫っていると勘違いし、勘違いが勘違いを生んで・・・。
どーなる！どーする！無事、『二人芝居』の幕は上がるのか！！
「達磨返し」
彼の達磨は霊力が宿ってゐはべり。
その神通力は諸人の願ひを叶ふる力なり。
されど、欲望を叶へし達磨はいつか災いとなりて返りゆきはべり。
いにしえより『達磨返し』と言われてきはべりき。
欲にまみれたるは世の常。
まことに悲しきにはべり。
まことに浅ましきにはべり。
（『達磨廻絵巻』より）
THEATER TEN COMPANY
那覇市安里のアトリエ『シアターテン』を拠点に２００１年に旗揚げ。２００５年に『劇團塚山公園！』から名称をリニューアル。
活動範囲、作品の題材を沖縄に限定せず、子どもミュージカルから伝統芸能まで幅広いジャンルの作品を制作、上演。
劇団外においても演劇制作も多数行い、近年では代表、田原雅之のプロデュースユニット「＠OKINAWA向上委員会」による作品が『劇王 天下統一大会2015』に出場するなど県外からも注目されている。
■料金
一般 2,500円 学生 1,500円
■演目
＠オ・キ・ナ・ワ
作：吉澤信吾 脚色／演出：田原雅之
２０１５年２月に神奈川県で開催された『劇王 天下統一大会2015〜ベイシティロワイヤル in KAAT〜（主催：劇王天下統一大会2015実行委員会、神奈川県）』にて上演された作品です。★出演：＠沖縄向上委員会 其の壱
安次嶺正美（利美の会）
犬養憲子（演劇きかく「満福中枢」）
玉那覇真樹（Theater TEN Company）
★あらすじ：
架空の村。高齢の母が他界し、葬儀が一段落したところで今後のことについて話し合いを始める長女と次男と長男嫁。長男は既にこの世を去っているため話題は遺産相続のことになるが、長女も次男もお金はいらないという。長男嫁は他県出身者であるためトートーメーは持ちたくないから財産は均等に分割しようと提案するが・・・。
オキナワノアシタ
作：吉澤信吾 脚色／演出：田原雅之
２０１６年１月に神奈川県で開催された『神奈川かもめ短編演劇祭（主催:同実行委員）』にて上演された作品です。
★出演者：＠沖縄向上委員会 其の弐
あったゆういち（キャラＯＫＩＮＡＷＡ）
儀間美友奈（Theater TEN Company）
津波古明璃（ＪＤＳ）★あらすじ
高校の教室。卒業式を明日に控え、生徒指導係の教師が優等生の女子生徒と共に素行不良の生徒を諭している。
スカート丈や髪色の校則違反を指摘し、クラスメイトのために式典の間だけ規則に従うよう迫るが、個性の尊重などと正論を唱えて頑なに拒む不良生徒。
ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う堂々巡りに揚げ足とりの激しい攻防の果てに明かされる真実とは・・・？！
劇艷おとな団
安和朝彦が中学時代の同級生当山彰一に同窓会で声をかけた。
「大人バンドって今流行ってるじゃない、楽器とか歌出来ないんだけど、お芝居は昔から興味があるんだよね、今度教えてくれない？」これが創立のきっかけ。
２０１１年県立博物館美術館講堂で旗揚げ公演を行い、これまでに年二回の定期公演を行っている。
沖縄にこだわった作品創りを心がけ、近年では「九人の迷える沖縄人」（鳥取『鳥の演劇祭9』招待作品）「いっとーばい～逃げた知事泉守紀～」（青森、畑澤聖悟さん監修）「ゴーストライター～戦後７０年の体戦記～」（西原町平和学習月刊、同教育委員会共同主催公演）などが有る。
「大人が夢を見、実現できなくちゃ、子どもと夢を語れない」をキャッチフレーズに活動中。
■日時 9/9（土）13時・18時
■料金 2,000円
■演目 家族サミット
作：国吉誠一郎 演出：当山彰一
2000年7月沖縄サミット開催
沖縄が歴史的に苦痛を味わった点や各界を挙げての熱い要請行動があったことなどを指摘した上での沖縄開催の決定は、小渕総理大臣の英断と高く評価。
◆ 安室奈美恵のNEVER ENDがテーマソングにレコード売り上げ 64万枚
◆ りかちゃん人形の琉装バージョン「サミットりかちゃん」発売
◆ 2000円札の発行
あれから17年、沖縄で新たなサミット開催!?
金城家には朝から主要人が秘密裏に集まり着々と準備が進められていた。
「おーい、ホワイトボードが届いたぞ！」
「晩餐会は、沖縄そばでいいかしら？」
日本の危機を救うため、金城家が立ち上がった！！
■出演
国吉誠一郎・安和学治・久高友昭
平良暁・安和朝彦・安室憂美 ほか
演劇きかく「満福中枢」
演劇きかく「満福中枢」は、２００４年４月に旗揚げして、今年で、１３年目、
人間でいえば、中学生になりました。
劇団の規模は最小人数の一人ですが、関わるすべての人の心を満福に出来るよう、企画制作出演している劇団です。
■日時 8月13日（日）20時
■料金 1,000円 前売・当日券共通
■演目
一人芝居「楽屋から」
どこかの舞台裏の楽屋で、踊り子たちが今日も井戸端会議。
姉さんのだんなさんのこと、ペリーのこと、沖縄のこと、世界のこと…
INDEPENDNET:3rd season selectionで、大阪、東京公演を、そして、福岡、長崎、愛知、長野でも上演された、社会派コメディ（笑）が帰ってきた！
朗読劇「雪ものがたり」
箏奏者沢井忠夫氏が１９５４年に子供のための舞踊組曲として作曲したもの。
１情景 ２踊り ３子守唄 ４夢 ５吹雪 に、板倉要氏作の物語が寄せられた。
今日は、尺八の部分をフルートに変えてお届けする。
■出演
犬養憲子 富里洋子 翁長良忠 眞榮田えり子
沖縄ダンスネットワーク
コンテンポラリーダンスの持っている力を現代の沖縄に活かし、県内においてより豊かな身体文化を創り出し。コンテンポラリーダンスをさらに親しんでもらう環境作りを目指しています。
■8月18日（金） 20時～
■料金 2,000円
■演目 コンテンポラリーダンス
■出演
Mings （知花幸美、いと、國場めぐみ）
■Mingsについて
2014年県内にてコンテンポラリーダンスの普及に努めてきた、知花幸美、いと、カナダでコンテンポラリーダンサーとして活動している國場めぐみの３名で結成されたコンテンポラリーダンスユニット。2014年12月県立博物館・美術館にて結成公演。
この土地にあったダンスシーンをつくり、沖縄で新たに表現の選択肢を増やし、より豊かなウチナーをつくる力になるように活動中！